敬老の日におじいちゃん、おばあちゃんに贈り物を贈りたい、という方も多いのではないでしょうか。贈り物選びを始めると「これって失礼に当たらないかな?」「本当に喜んでもらえるかな?」など、不安もありますよね。敬老の日の贈り物を選ぶ際に、避けたほうがいい贈り物を解説します。
敬老の日はいつ?
9月の第3月曜日(祝日)です
敬老の日は毎年9月の第3月曜日です。月曜日ですが国民の祝日として制定されているため、祝日となります。学校や会社が休みの方は、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごせますね。
敬老の日に人気の贈り物って?
和菓子やグルメギフト、日用雑貨が人気です
おじいちゃん、おばあちゃんの好みに合わせた和菓子やグルメギフトを贈る方や、趣味で使える日用雑貨を贈る方が多いのではないでしょうか。好みをよく知っているのであれば、おじいちゃん、おばあちゃんの好きなものを選ぶのがいいですよね。
敬老の日の相場は?
3,000~5,000円で用意する方が多いです
敬老の日の贈り物は3,000~5,000円の範囲で選ぶ方が多いです。還暦や喜寿、米寿など長寿のお祝いもかねている場合は、1万円程度の相場で用意することもあります。
敬老の日に避けたほうがいい贈り物5選
一般的に目上の方には贈ってはいけないものや、贈り物としておすすめしないものを紹介します。(※絶対に贈ってはいけないものではありません。贈り物のしきたりに詳しい方や義理の祖父母などに贈る際には注意したいものとして紹介します。)
現金や商品券
現金や商品券は一般的には目上の方への贈り物にはふさわしくないといわれています。特に現金は結婚や葬儀以外で目上の方に贈るのは失礼という考え方もあるため避けたほうがよいでしょう。
靴下や下着
靴下や下着など「下」とつく、洋服の下に身に付けるものは目上の方に贈るのは失礼といわれています。「下」とつくものは、相手を下に思っている、見下しているというメッセージに捉えられかねないため、敬老の日の贈り物には避けましょう。
筆記用具
万年筆やボールペンなどの筆記用具や文房具は「もっと勉学に勤しみなさい」「もっと仕事を頑張りなさい」というイメージを持たれることがあるため、目上の方に贈るのは避けたほうがよいといわれています。
衣類やパジャマ(サイズが不安な場合)
服のサイズが曖昧な場合には衣類やパジャマを選ぶことはやめましょう。サイズが曖昧なまま衣類を贈って、おじいちゃん、おばあちゃんが「せっかくもらったのに着られなかった」と残念に感じてしまうかもしれません。また、衣類は素材にもこだわりがある場合があります。綿素材がいい、チクチクしないものがいいなどこだわりがある方には慎重に選ぶ必要があります。
好みが分かれそうな食品
おじいちゃん、おばあちゃんが食べたことがない珍しいグルメやスイーツを贈ろうと思って、あまりにも個性が強いものを選ぶのは避けましょう。食べ物を贈る場合は、食べなれた味のものを贈るか、好みが分かれにくいものを選ぶとよいでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんの好みが分からない時のおすすめギフト
有名な和菓子や定番の和菓子
老舗の和菓子などはおじいちゃん、おばあちゃんも知っていたり、食べ慣れていたりするかもしれません。有名でなくても個性が強すぎない定番の和菓子であれば食べられないということは少ないでしょう。失敗が少なく、喜ばれる敬老の日のギフトです。
お取り寄せグルメ
お取り寄せグルメは贈り物の定番と言えますが、その中でも敬老の日に特におすすめなのが「かまぼこ」や「明太子」、「お漬物」などの調理が不要のお取り寄せグルメです。料理が好きな方には、焼いたり、揚げたりすることで食べられるものでもいいですが、調理の手間が省けたほうがよい、という場合はそのまま食べられるグルメがよいでしょう。レンジで調理ができるものもおすすめです。
カタログギフト
意外に思われる方も多いと思いますが、カタログギフトも敬老の日におすすめのギフトの一つです。おじいちゃん、おばあちゃんが好きなものを選べるので「もらったけど使わなかった」という失敗がありません。カタログの中から好きなものを選ぶ時間も特別な時間になりますよ。
最後に
避けるべき贈り物を紹介しましたが、今回紹介した5つの贈り物は絶対に選んではいけないというわけではありません。おじいちゃん、おばあちゃんからリクエストされる場合もありますし、靴下を長く買い替えていないから買ってあげたい、という場合もあるでしょう。一般的なマナーとして、目上の方への贈り物として避けるべきものを紹介しましたので、臨機応変に贈り物選びを楽しんでみてください。