●結納の歴史
→「引出物」は平安時代頃に、お祝いの席へ招待したお客様にお土産として用意した馬を、庭先に引き出して見せたという風習が語源となって、招待客へのお土産のことを「引出物」というようになったようです。
●何を準備する?
→引出物の内容としては、一般的にメインの記念品、引菓子、縁起物の3つを準備することが多いです。
メインの記念品については、だいたい3,000円~5,000円くらいが相場で、最近だとカタログギフトをいただくことが多いかもしれませんね。
その他だとお皿やグラスなどの食器類が人気です。
次に引菓子。だいたい1,000円~1,500円くらいが相場で、引菓子=バウムクーヘンというイメージがあるくらい、バウムクーヘンは人気が高いですね。
その他にも、最近はいろいろなスイーツがあり、クッキーやデニッシュ(パン)なども選ばれています。
3つ目は、いわゆる縁起物といわれる、鰹節や赤飯など。
これは地域によって、その地域の特産品だったり、昔からの風習でコレ!と決まってたり、いろいろあります。
富山のほうでは、かまぼこを準備したりするようですよ。
良くみられるのは鰹節ですが、地域性が豊かなことを考慮して、ご両親やプランナーさん、そして私たちギフトプラザのような地域のギフト屋さんなどに相談してみると良いです。
●引出物の数は決まっている?
→地域差が大きい引出物のマナーの中でも、「数」については「分けられない奇数で」というのが一般的です。
3つ、もしくは5つというのが多いと思います。
ただ、最近では「引出物と引菓子1つずつ」にして1品に予算をかける、なんて方もいらっしゃいますね。
●引出物の相場は?
→先ほど、軽くそれぞれの金額については触れましたが、メインの引出物が3,000円~5,000円、引菓子や縁起物などが、それぞれ1,000円~1,500円。トータルで5,000円~7,000円くらいが福島あたりでは平均的かと思います。
地域差もありますし、親戚や上司など、相手によって中身を変えるなんて場合もありますので、あくまで相場になります。
ただ、ゲストに結婚式を楽しんでもらうためにも、この引出物や披露宴のお料理などは、ある程度予算を多めに見積もっておいたほうが良いかもしれませんね。
●最近の引出物事情
→本来、引出物はゲストへのお土産品のようなもので、全員へ同じものをお渡しするのが基本でした。
ただ、年齢や立場が違うゲストの皆さん全員が喜ぶ引出物となると、なかなかベストなものを見つけ出す事は難しいですよね。
そこで最近では「贈り分け」と言って、ゲスト別に引出物を用意するケースも増えてきています。
例えば、親戚・会社の上司や先輩・友人の既婚者・未婚者などという分け方が多いかもしれません。
この分け方だと、自然とご祝儀の金額に見合った引出物を選びやすく、既婚者と未婚者とでは、もらって嬉しいものが違ってくるので選ぶほうも選びやすくなりますね。
でも、贈り分けをする場合には注意も必要です。
できれば引出物の品数は変えず、大きさもバラバラにならないように気を付けてください。
明らかに引出物のサイズ、入っている袋の大きさが違ってしまうと、ゲストにも中身が違うということがわかってしまいます。
これに対して「あれ?」と思う方もいるかもしれません。
そういうトラブルを避ける意味でも、贈り分けする際は、サイズを合わせ、同じ袋でまとめる、ということを念頭に置いておいてください。
●その他のブライダルギフト
→結婚式では、引出物の他にも様々な場面で贈り物がやり取りされます。
例えば、最後のお見送りなどでゲスト一人ひとりに配られるプチギフト。
だいたい300~500円くらいが目安で、ちょっとしたお菓子や雑貨などが多いですね。
比較的、自分たちの色を出しやすい、自由度が高いギフトなので、定番にとらわれずに、自分たちらしいものを探してみるといいですね。
他にも、感謝を表す花束と一緒に贈る両親へのギフトや、受付や友人代表スピーチをしてくれた友人などへ贈るお礼ギフト、リングボーイ・リングガールなど結婚式を盛り上げてくれた
小さなゲストへのプレゼントなど、ブライダルギフトと言っても意外とたくさんのギフトがあります。
結婚式の準備は、決めなくてはいけないこと、準備物も多くて大変ですが、一生に一度のこと。
結婚式を挙げる主役はもちろん、大切なゲストの皆さんにも満足していただきたいものです。
引出物やブライダルギフトはゲストの方々に「あぁ、あの時の結婚式でもらった…いい式だったなぁ」と思い出してもらえるような、記憶に残る素敵なギフトを贈りたいですね。
「結婚式の引出物」について
ジューンブライドという言葉のおかげで、結婚式のベストシーズンは6月と思われている方もいるかもしれませんが、際のベストシーズンは9月下旬~11月の中旬です。
まさに今がベストシーズンなので、週末はお呼ばれが…
なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなわけで、今週は「結婚式の引出物」についてお話します。
●引出物の歴史
→「引出物」は平安時代頃に、お祝いの席へ招待したお客様にお土産として用意した馬を、庭先に引き出して見せたという風習が語源となって、招待客へのお土産のことを「引出物」というようになったようです。
●何を準備する?
→引出物の内容としては、一般的にメインの記念品、引菓子、縁起物の3つを準備することが多いです。
メインの記念品については、だいたい3,000円~5,000円くらいが相場で、最近だとカタログギフトをいただくことが多いかもしれませんね。
その他だとお皿やグラスなどの食器類が人気です。
次に引菓子。だいたい1,000円~1,500円くらいが相場で、
引菓子=バウムクーヘンというイメージがあるくらい、 バウムクーヘンは人気が高いですね。
バウムクーヘンはドイツで生まれたお菓子で、意味は、「バウム=木」「クーヘン=ケーキ」です。
切り口が木を切ったときの年輪に似ていることからこの名がつけられたそうです。
この年輪が、繁栄や長寿を意味していて、結婚する2人の繁栄と幸せが長く続くようにという意味が込められているとともに、
それをおすそ分けするという意味で引出物の引菓子として使われるようになりました。
その他にも、最近はいろいろな種類があり、クッキーやデニッシュ(パン)など、いろいろ選択肢が広がっています。
3つ目は、いわゆる縁起物といわれる、鰹節や赤飯など。
一般的には鰹節が多いですが、これは地域によって、その地域の特産品だったり、昔からの風習でコレ!と決まってたり、いろいろあります。
北陸のほうでは、かまぼこを準備したりもするようですよ。
良くみられるのは鰹節ですが、地域性が豊かなことを考慮して、ご両親や式場のプランナーさん、そして私たちギフトプラザのような地域のギフト屋さんなどに相談してみると良いです。
●引出物の数は決まっている?
→地域差が大きい引出物のマナーの中でも「数」については「分けられない奇数で」というのが一般的です。
3つ、もしくは5つというのが多いと思います。
ただ、最近では「引出物と引菓子1つずつ」にして1品に予算をかける、なんて方もいらっしゃいますね。
●引出物の相場は?
→先ほど、軽くそれぞれの金額については触れましたが、メインの引出物が3,000円~5,000円、引菓子や縁起物などが、それぞれ1,000円~1,500円。トータルで5,000円~7,000円くらいが福島あたりでは平均的かと思います。
地域差もありますし、親戚や上司など、相手によって中身を変えるなんて場合もありますので、あくまで相場になります。
ただ、ゲストに結婚式を楽しんでもらうためにも、この引出物や披露宴のお料理などは、ある程度予算を多めに
見積もっておいたほうが良いかもしれませんね。
●引出物は全員同じもの?
→本来、引出物はゲストへのお土産品のようなもので、全員へ同じものをお渡しするのが基本でした。
ただ、年齢や立場が違うゲストの皆さん全員が喜ぶ引出物となると、なかなかベストなものを見つけ出す事は難しいですよね。
そこで最近では「贈り分け」と言って、ゲスト別に引出物を用意するケースも増えてきています。
例えば、親戚・会社の上司や先輩・友人の既婚者・未婚者などという分け方が多いかもしれません。
この分け方だと、自然とご祝儀の金額に見合った引出物を選びやすく、既婚者と未婚者とでは、もらって嬉しいものが違ってくるので
選ぶほうも選びやすくなりますね。
でも、贈り分けをする場合には注意も必要です。
できれば引出物の品数は変えず、大きさもバラバラにならないように気を付けてください。
明らかに引出物のサイズ、入っている袋の大きさが違ってしまうと、ゲストにも中身が違うということがわかってしまいます。
これに対して「あれ?」と思う方もいるかもしれません。
そういうトラブルを避ける意味でも、贈り分けする際は、サイズを合わせ、同じ袋でまとめる、
ということを念頭に置いておいてください。
結婚式の準備は、決めなくてはいけないこと、準備物も多くて大変ですが、一生に一度のこと。
結婚式を挙げる主役はもちろん、大切なゲストの皆さんにも満足していただきたいものです。
引出物はゲストの方々に「あぁ、あの時の結婚式でもらった…いい式だったなぁ」
と思い出してもらえるような、記憶に残る素敵なギフトを贈りたいですね。