●贈答アドバイザーの資格とは?
→「贈答アドバイザー」という資格は、日本贈答文化協会という協会より与えられる資格になります。
日本贈答文化協会は、全国にあるギフトプラザのような贈答品専門店をはじめ、
ギフトを扱う小売業、またはギフトを扱っているメーカー、卸問屋などの会社が基盤となって集まってつくられている組織です。
協会としての目的は、社会生活の中で、人と人、人と地域社会の繋がりを、
冠婚葬祭などのしきたり等、日本特有の贈答文化の啓蒙と普及を通じて、豊かで思いやりのある日本社会を築くこと、とあります。
まさに、ギフトプラザが掲げている企業理念とほぼ同じこともあり、この協会の目的に共感してギフトプラザも協会員のメンバーになっています。
その協会が主催している「贈答アドバイザー検定」を受験し、認定されてはじめて「贈答アドバイザー」になることができます。
●どんなことを学ぶ?

→贈答の歴史からはじまり、冠婚葬祭に関する習慣やマナーはもちろん、贈答アドバイザーの役割から贈答品を購入するお客様の心理まで。
本当に様々な角度から勉強します。
地域によっても変わる風習が多いので、全国の協会員からの情報を集め、それを基にして公式テキストが作成されているんですよ。
その協会監修の公式テキストを事前に読んで勉強を進めてもらい、更に試験当日の講習を聞いたのち、試験を行います。
その試験で合格された方が「贈答アドバイザー」の認定を受け、認定証と首から提げられるような「認定カード」が配布されます。
また、一度取得したら終わりという資格ではなく、
有効期限が3年なので、3年ごとに更新試験を受けます。
●実際の試験問題に挑戦してみましょう!
→この番組でも、毎週様々な内容で勉強をしていますので、
ぜひ、この機会に小野寺さんにも挑戦していただきたいと思います。
①5月5日に行われ、男の子の健やかな成長を祈って行われるお祝いを何といいますか?
→端午の節句
②数え年70歳で祝われる、長寿祝いの名称は?また、お祝いの色は何色?
→古稀祝い・紫
※中国の唐時代の詩人、杜甫の詩の一節である「人生七十古来稀なり」に由来
こういった、知識に関する一問一答で答える部分が半分、残り半分が記述式の問題になります。
記述式の問題には「熨斗や水引の意味や由来は?」とか「贈答アドバイザーとして大切な役割を3つ以上挙げてください」
という問題もありました。
●「贈答アドバイザー」の役割とは?

→この問題については、もちろんテキストにも基本的な部分は記載されています。
でも、この質問の答えは実はたくさんあると思います。
実際に協会にて採点を行う際においても、かなり幅をもたせているようです。
例えば…
①贈答文化の継承
そもそも協会発足の目的でもあり、とても大切な部分
②お客様のお買い物に対する不安の解消
不安を抱えたお客様へのアドバイスや後押しその他にもいろいろありますが、贈答アドバイザーとして誇りを持って、これからも向き合っていきたいと思います。