新築内祝い、どんなものをお返ししたらいいの?

特別何をお返しするという決まりはありませんが、好適品として選ばれているのは茶器やパーティセットなどの食器類が人気です。
その一方で、タオル、洗剤などの消耗品や、どなたにも喜んでもらえるお菓子や飲料などの食品も選ばれていますね。
本来は新居のお披露目と食事が内祝い

まずはお披露目を兼ねて、新居に招待しておもてなしをするのが本来の新築内祝い。新築後1ヵ月~2ヵ月の、お昼の明るいうちに行うのが一般的です。
しかし、お披露目できなかった時や、招待をしていない方からお祝いをいただいた場合などのお返しに、またお披露目パーティーをした際のちょっとした手土産や記念品としてのお返しなど、感謝の気持ちと新築の喜びを伝えるために「新築内祝い」を贈ります。
新築内祝いはいつ渡す?

新築内祝いは、基本的には新居へご招待した日にお持ち帰りいただきます。
新居に招き、おもてなしをすることでお返しとなりますが、招いた側としては新築内祝いとしてお返しの品を用意しておくのが一般的です。
ただし、高価なお祝いをいただいたり、招待していない方へは、後日改めて内祝いをお返しします。
お祝いをいただいてから、1~2週間以内にはお返しをしましょう。
新築内祝いの相場は?

いただいたお祝いの半額程度が基本です。
基本的に内祝いの金額は、いただいた金額・品物の半額程度が相場です。
一般的なお祝いの金額としては、友人関係は5,000円~10,000円程度、親戚関係だと30,000円程度と言われていますので、その半額程度と考えておけば大丈夫かと思います。
ただし、身近な方から高額のお祝いをいただいたり、品物の値段がわからない場合などは、無理に相場にこだわらず、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
ラッピングのマナーは?

のし紙は『新築内祝』または『内祝』の表書きで、下には姓を入れます。
紅白の蝶結びののし紙に、『新築内祝』または『内祝』の表書きで、下には姓、または世帯主の姓名を入れます。名前部分には自分の名前を入れます。たまに相手の名前で書いてしまう方がいるので気を付けましょう。
引っ越し前と後の挨拶はどうしたらいいの?

これまでお世話になった方々、そしてこれからお世話になる方々へ引越しの挨拶をしましょう。
引越しのご挨拶といっても2種類あります。1つは、これまで生活していた土地を離れる際のご挨拶です。お世話になった方々に、これまでのお礼をし、特に親しくしていた方へは引越し先の連絡先などもご挨拶の品に添えましょう。
そして2つめは、これから生活する土地でのご挨拶です。引越し先では、引越し当日、遅くても1週間以内には隣近所へ挨拶回りを済ませます。
ご挨拶の範囲は、一軒家であれば「向こう3軒両隣+裏側」の計6軒と言われています。
マンション購入などの集合住宅の場合は、両隣と真上、真下の階の4軒をまわれば良いと思います。町内会長さんや大家さん、管理人さんなどがいる場合は、そちらにもご挨拶をしておくと今後のお付き合いもスムーズです。できれば家族全員で出向くのが理想的です。
ご挨拶におすすめのギフトは?

500円~1,000円程度のタオルやお菓子が好適品とされています。
引越しのご挨拶の品としては、タオルやお菓子が多く選ばれています。
価格帯的にも500円~1,000円程度で、あまり高価なものは避けましょう。町内会長さんや大家さん、管理人さんなどには、何かとお世話になることを踏まえて、少し金額を上げても良いかもしれませんね。
のし紙の表書きは、引越し前の土地では「御礼」、引越し先では「御挨拶」として、下には姓を入れましょう。