新盆とは?

→新盆(にいぼん・あらぼん)または初盆(はつぼん)などとも言います。
新盆とは忌明け後に初めて迎えるお盆のことをさします。喪の期間が明けたことを忌明けと言って、一般的には四十九日の法要を終えると忌明けとされます。お盆の時期にまだ忌明けが済んでいない場合には、新盆の法要は翌年に行われます。お盆は祖先の霊を供養する行事ですが、特に新盆を迎える故人がいる場合は、普段のお盆よりも丁寧に供養をします。
福島県の新盆

→この新盆については、地域によって何をどこまでやるかが異なります。
一般的に初盆というと、お盆に親戚や知人が参列し、自宅へ僧侶を招いて新盆の法要を執り行うようです。ただ、福島県の新盆は少し違い、まず会津地方には新盆の文化があまり盛んではありません。 (会津地方でも地域によっては新盆の風習があります)
もちろん、新盆という認識はありますが、特別大きく何かをするということはなく、普段のお盆に近いです。一方、中通りと浜通りには、この新盆という文化がしっかり根付いています。ただし、ちょっと全国一般的な新盆とは違い、僧侶を呼んで法要を行うというのはあまり聞きません。
新盆参りって?

→福島県の新盆は、新盆参りと言って、8/13・14あたりに、故人の親戚まわりはもちろん、近所の方や知人・友人などが、その家を訪ね、お線香をあげにまわるんですね。
その際は「御霊前」の熨斗袋にお香典を包みます。一般的に、亡くなって49日を過ぎたら「御仏前」で包むので、「御仏前」ではないか、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この新盆の時期だけは「御霊前」のようです。お盆には「霊」となって帰ってくるから、などと言われていますね。
新盆参りを迎える方の家では、盆棚という、お盆にご先祖の霊を迎えるためのお供え物を飾る棚を仏壇の前に準備します。更に、お客様をお迎えするために、お茶、お酒等の飲み物や食べ物、更に、お香典の返礼品を用意して待ちます。特に案内、招待状などは出さず、来るか来ないかは先方の意思まかせなので、何人ぐらいの方がいらっしゃるかハッキリわからないんですね。
その為、おもてなしの飲み物・食べ物や、香典をいただいたお返しものは多めに準備が必要です。
新盆参りをする場合は

→新盆参りで故人のお宅へ伺う側の場合は、先ほど話したように「御霊前」として香典を持っていきます。
故人の方の知人・友人であれば、お金の場合が多いですが、親戚の場合は提灯を贈るのが一般的です。提灯もいろいろと種類があり、家紋を入れたり、故人の戒名を入れたり、なんてものも多いです。例えば、孫一同などとして連名で提灯を贈ったりもあります。お香典の相場としては、3,000円くらいが一般的なようです。
お引き物について

→新盆参りを迎える方の家では、香典へのお返しとして引き物を準備します。
相場としては1,000円~2,000円の間で準備する方が多いですね。先ほどもお話ししたように、特に案内、招待状などは出さず、来る来ないは先方まかせなので、お返しも何個用意したらいいか、正確にはわからないんですね。そのため、お葬式の時の参列者数などを参考にして、多めに用意しておく必要があります。




