Ｑ１.新築内祝いとは？

新築祝いをいただいた方へ贈る「お返しもの」のこと新居を建てると新築のお祝いを頂くことがあります。そのお祝いのお返しとして送るのが新築内祝いです。お祝いしてくれた方に感謝の気持ちを伝える大人のマナーでもありますので、お祝いをいただいた方には忘れずにお返しをしましょう。

Ｑ２.新築内祝いの相場は？

いただいたお祝いの「半額」が目安です内祝いには「半返し」というしきたりがあり、いただいたお祝いの半額程度が相場になります。新居のお披露目と日頃の感謝を伝える大切な行事だからこそ、相場を正しく知って失礼のないように贈り物を選びましょう。

Ｑ３.会社の同僚や友人から連名（複数人）でお祝いを頂いたときの相場は？

連名でいただいたお祝いでも「半額」が目安です複数人から連名でお祝いをいただく事があります。そのような場合も相場は同じく半額となります。相場の中でお祝いを頂いた方一人ずつに品物を用意しましょう。（例：お祝い1万円を３人の連名でいただいた場合⇒1,500円程度の品物を３つ用意しそれぞれにお返しします）数人ではなく大人数や団体でお祝いを頂いた場合も半額の相場の中でプチギフトや個包装のお菓子などを用意するのがおすすめです。

Ｑ４.お祝いを品物でいただいた時の相場は？

おおよその値段で見当をつけ、その「半額」を目安としますお祝いをキッチングッズや家電など品物で頂く場合があります。このような場合はまず頂いた品物がいくらくらいのものかおおよその見当をつけ、その半分の金額を相場とします。半額にすると小さな金額になってしまう場合でも、お菓子やハンカチなどのプチギフトを用意するとよいでしょう。

Ｑ５.高額なお祝いをいただいた場合の相場は？

いただいたお祝いの「3分の1」もしくは1～3万円を目安とするのが良いでしょうご親族などから高額なお祝いを頂く場合があります。そのようなお祝いには「新しいお家での生活を応援したい」「役に立ててほしい」という気持ちが込められていると考えられます。高額な内祝いにしてしまうと「かえって気を使わせてしまった」「役に立ててほしかったけれど必要なかったのかな」などと受け取られかねません。その為、相場は半額ではなく、3分の1もしくは10,000円～30,000円程度でよいでしょう。親族の間でルールを取り決めている場合もありますので、不安な場合は両親に確認してみるとよいでしょう。高額なお祝いをいただいた方は、新居にご招待して完成したお家を見ていただくと良いでしょう。

Ｑ６.新居のお披露目会をしたときも新築内祝いは必要？

お披露目会でのおもてなしが、内祝いの代わりになります新居が完成したら親しい間柄の方を招いて、お披露目会を開く場合も多いと思います。お披露目会でのおもてなしが内祝いの代わりになりますので、品物では用意しない場合が多いようです。お披露目会は新居の完成後１～2ヶ月を目安に行います。お祝いしてくれたことの感謝の気持ちを込めて、お料理やお酒などで盛大におもてなしましょう。また、手土産に1,000円前後のプチギフトを用意するとより丁寧です。

Ｑ７.新築内祝いはいつまでに送るべき？

お祝いをいただいてから１ヶ月以内にはお返しをしましょう新築のお祝いは、お家の完成後半月から１ヶ月の間に頂くことが多いようです。あまり遅くならないように1ヶ月以内にはお返しをしたいものです。万が一遅れそうな場合は、まずお祝いをいただいたことへの感謝の気持ちを伝え、なるべく早く内祝いを用意しましょう。

Ｑ８.新築内祝いには何を贈ればいいの？人気商品は？

タオルや洗剤などの実用的なものや、お菓子やコーヒーなどが人気ですよく選ばれているのはタオル・洗剤などのいくつあってもよい消耗品、どなたにも喜んでもらえるお菓子や飲料などの食品が人気です。また、記念の意味を込めて、あえて形に残るものを送る地域もあります。「火に強い」という意味でやかんや鍋などの金物や、品物を家に見立てて花器、食器、漆器などの「入れるもの」が、縁起が良いとされています。何を送ったら良いのか悩んでしまったら、カタログの中から好きなものを選べるカタログギフトもおすすめです。

Ｑ９.のし（熨斗）とは？新築内祝いに熨斗って必要？

のしを掛けることでより丁寧な贈り物になりますのしには様々な種類があり「水引」という飾りひもの色や結び方に意味があるため、誤った種類を選ぶと恥ずかしい思いをしてしまいます。また、のしを掛けずに贈ってしまうと用途がわからない上に「プレゼント」や「ギフト」のようなカジュアルな雰囲気が出てしまい失礼にあたることも。新居の完成を祝って下さったことの感謝を伝える意味合いがありますので、きちんとのしを掛けてお返しするようにしましょう。

Ｑ10.新築内祝いののしの書き方は？

まずのしの種類は「蝶結び」ののしを選びます。（蝶結びはほどいても何度も結び直せる＝何度あっても喜ばしいことの意味があります。）表書き（おもてがき）には「新築内祝」もしくは「内祝」と書き、名前の部分には「名字」や「世帯主の名前」を書きます。二世帯で名字が違う場合は、連名でのしをかけましょう。右側に親の名字、左側に子の名字を書きます。

Ｑ11.「内のし」「外のし」とは？どちらを選ぶ？

内のしは品物にのし紙をかけその上から包装紙で包む方法で、熨斗が見えないため控えめな印象を与えます。一方外のしは品物を包装紙で包みその上からのし紙をかけるため、どういう目的で贈り物を贈ったのかがすぐにわかります。本来の贈答品は品物を紙で包みその上に水引をかけていたため外のしが基本といえるでしょう。
最近の傾向としては直接品物を持参する場合は外のし、配送する場合はのしの劣化を防ぐために内のしにする場合が多いようです。ギフトプラザではどちらの場合でものしが汚れないように梱包していますので、迷った場合は外のしをおすすめしています。

Ｑ12.メッセージカードは付けたほうがいいの？

より丁寧な印象にしたいときはメッセージカードを付けましょうメッセージカードを品物に添えることで感謝の気持ちをより丁寧に伝えることができます。特に宅配で品物を届ける場合は直接お礼の言葉を伝えることができないため、メッセージカードを添えることをおすすめします。ギフトプラザでは定型文入りのメッセージカード、または自由に文章を入力できるオリジナルメッセージカードをご用意しています。

Ｑ13.新築内祝に商品券やギフトカードはタブー？

中には不快に感じてしまう人も。ギフトプラザではカタログギフトをおすすめしています商品券やギフトカードは現金の代わりにもなる実用的な物ですが、内祝いの金額が明確にわかってしまうため、いただいた方が不快に感じてしまう場合があります。また「お祝いとして贈ったお金をそのまま返されてしまった」と感じる方も少なくないようです。ギフトプラザでは商品券やギフトカードの代わりにカタログギフトをおすすめしています。カタログギフトはいただいた方が好きなものを選べるので、相手の好みがわからなくても安心して贈ることができます。

Ｑ14.新築内祝いを渡すときのマナーは？

手渡しならのしの向きに注意して、宅配なら事前に連絡を差し上げましょう本来であれば新居が完成したら、お祝いをくれた方はお披露目会にご招待したいところです。しかし、遠方の方や都合のつかない方からお祝いをいただくこともあります。直接会うことのできる方には手渡しで、遠方でなかなか会えない方には宅配で送るようにしましょう。手渡しでお返しする場合は、紙袋や風呂敷に包んで持参し、渡す際に品物を出して、のし紙に書かれた内容を相手の方が読める方向に差し出してお渡しします。くれぐれも紙袋のまま渡すようなことのないように注意しましょう。宅配の場合は、品物が到着する頃に連絡を差し上げてお祝いをいただいた感謝の気持ちを伝えましょう。また相手が親しい方であれば、あらかじめ電話などで送る旨と先方の都合を聞いてそれに合わせて品物の手配をするとよいでしょう。