季節の変わり目である9月は過ごしやすくなる季節で実りの季節でもあります。そんな季節に贈る結婚内祝いはどんなものが喜ばれるか悩んでしまいますよね。今回は結婚内祝いの基本的なマナーと9月におすすめのギフトを紹介します。
そもそも結婚内祝いって?
結婚祝いを頂いた方へお返しする贈り物です
入籍後や結婚式を挙げた後に、親戚や友人、上司などから結婚祝いをいただくことがあります。そのお祝いに対してお返しする贈り物を結婚内祝いと呼びます。本来内祝いは、日ごろお世話になっている方に、おめでたいことをお裾分けする意味合いがあり、お祝いを頂いたかどうかに関わらず贈るものでした。しかし、現代ではお祝いを頂いた方へのお返し物として贈る方が一般的です。
結婚内祝いを送る時期は?
お祝いをいただいてから遅くても一か月以内に贈りましょう
結婚内祝いを送る時期は、お祝いを頂いてから遅くても一か月以内に贈るようにします。新生活や引っ越しなどで、内祝いの準備が遅れてしまう場合もあるかもしれません。その場合はあらかじめ内祝いが遅くなってしまうことを相手に連絡しましょう。
結婚内祝いの相場や予算の決め方は?
いただいたお祝いの3分の1~半額程度が相場です
結婚内祝いの相場は、相手の世代や関係性に関わらず「いただいたお祝いの3分の1~半額程度」が相場です。相場よりも低い予算で用意するのは失礼にあたりますし、逆に高すぎても「せっかくお祝いをあげたのに必要なかったのかな」と思われてしまうかもしれません。結婚内祝いの相場をしっかり確認しましょう。
食器や雑貨など品物でいただいた時の相場や予算は?
品物でいただいた場合の相場も同じです
食器のセットや、ペアのお箸ギフトなど結婚祝いを品物でいただくことがありますよね。その場合の結婚内祝いの相場も「いただいたお祝いの3分の1~半額程度」が相場となります。頂いたもののおおよその金額を予想し、内祝いの予算を決めましょう。
9月に贈る結婚内祝いの選び方
食欲の秋、読書の秋にぴったりの贈り物を選びましょう
秋は「食欲の秋」「読書の秋」、そして実りの季節でもあり楽しめるものが多い季節ですよね。残暑が続く日もありますが、少しずつ涼しくなり本格的な秋に移り変わる季節です。お取り寄せのグルメやグルメ専用カタログギフトなど「食欲の秋」を意識した内祝いが喜ばれます。普段食べることができないグルメは記憶にも残りやすい内祝いです。また、本を読んだり自宅でゆっくり過ごすのが好きな方にはコーヒーギフトやバスギフトなど、リラックスできるアイテムもおすすめです。
秋を感じられるギフト5選
好きなグルメを選べるグルメ専用カタログギフト
グルメ専用カタログギフトは相手が好きなグルメを選ぶことができる人気の結婚内祝いです。お肉や海鮮、総菜、スイーツ、お酒など豊富なラインナップから選ぶことができるため、必ず好きなものが見つかります。中には「お肉専用カタログギフト」「お米専用カタログギフト」などカテゴリーに特化したものもあります。「食欲の秋」にぴったりのギフトを贈りたい方におすすめのギフトです。
ご飯が美味しくなる季節に!ご飯のお供♪
秋は新米の収穫の季節で美味しいお米が食べられる時期ですよね。9月に贈る結婚内祝いは、美味しいお米と一緒に楽しめるご飯のお供も人気です。佃煮などの瓶詰のセットはもちろん、カレーなどのお惣菜、味噌汁やスープのギフトもおすすめです。
リラックスタイムを贈る、コーヒーギフト
少しずつ涼しい日も増えてくる季節で、読書を楽しんだり、自宅でゆっくり過ごす時間も増えてくるため、コーヒーの詰合せがおすすめです。コーヒーだけのセットもおすすめですが、お子様がいる方にはココアやカフェオレがセットになっているものなどを選ぶとよいでしょう。また、最近では組合せギフトとしてコーヒーとスイーツが一緒になっているギフトもありますので、甘いものが好きな方にはセットで贈るとよいでしょう。
実りの秋♪フルーツギフト
秋はリンゴや梨、ぶどう、ラ・フランスなど美味しいフルーツが収穫される季節でもあります。フルーツはこの時期ならではの贈り物になるため、特別感があり相手にもとても喜ばれる結婚内祝いです。
贈り物の定番スイーツセット
スイーツは季節関係なく贈り物の定番ギフトとして選ばれていますが、9月に贈る結婚内祝いにもおすすめです。ゆっくり過ごす時間が増える秋は、好きな飲み物と一緒に甘いスイーツが食べたくなるものです。特にフィナンシェやマドレーヌ、バームクーヘンなどの焼き菓子がおすすめです。相手の嗜好や家族構成に合わせて、スイーツギフトを選んでみるとよいでしょう。
贈り物を選んだらギフト包装をしよう
結婚内祝いは熨斗(のし)をかけて贈りましょう
結婚内祝いの贈り物には、熨斗(のし)を付けてお渡しします。「熨斗って必要なの?」と思う方もいるかもしれませんが、内祝いは普段のプレゼントとは異なる意味合いがあります。上司や親戚など目上の方はマナーやしきたりに詳しい方も多いはずです。熨斗の絵柄にもきちんと意味がありますので、カジュアルなラッピングではなく、マナーに沿って包装しましょう。選んだ品物によっては熨斗をかけられない場合もあります。そのような時は事前に、内祝いとしての贈り物であることを伝えておきましょう。
結婚内祝いの熨斗は「10本結びきり」の紅白の水引の絵柄を選びます。結びきり(ほどけない結び方)には、「同じことが繰り返されない」という意味があり、結婚のお祝いや内祝いの際に使用します。上書には「寿」「結婚内祝」または「内祝」と書き、下の名前部分には結婚した2人の名前を連名で書きます。その場合は、新しい名字で書くようにしましょう。
ギフト専門店や百貨店などで商品を購入した場合には、ギフト包装をサービスで行ってくれます。お取り寄せのグルメなどはギフト包装ができないものもありますので予め注意しましょう。
結婚内祝いにはメッセージカードを添えよう
お祝いをいただいたことへの感謝の気持ちを添えましょう
結婚内祝いには感謝の気持ちを込めて、お礼状やカードを添えて贈ることが一般的になっています。特に配送で結婚内祝いを贈る場合は直接感謝の気持ちを伝えられないため、お礼状やカードを添えましょう。手紙を書いたり、自作でカードを作ったりする時間が無い場合には、無料でカードを作成できるサービスを利用するとよいでしょう。
ギフト専門店の「ギフトプラザ」では結婚内祝いの購入特典として、オリジナルメッセージカードを無料で作成することができます。写真入りのテンプレートから文字のみのテンプレートまで幅広いデザインが用意されているのでおすすめです。秋用のデザインもありますので9月の結婚内祝いにぴったりです。
最後に・・・
結婚内祝いはお祝いをいただいたお世話になっている方への贈り物だからこそ、何を贈ったらいいか悩んでしまいますよね。9月は美味しいグルメやフルーツもたくさんありますので、相手に合わせてギフト選びを楽しんでみてくださいね。