結婚祝いをいただいたら「結婚内祝い」を贈るのがマナーですよね。しかし初めての経験でどんな手順で用意したらよいか分からない方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、スムーズな結婚内祝いの準備リストを作成したので参考にしてみてくださいね!
結婚祝いをいただいたら
まずはきちんとお礼を伝える

まずはきちんとお礼を伝えましょう。手渡しで直接お祝いをいただいた場合はお礼を伝えやすいと思います。しかし、配送などでお祝いをいただいた場合はメールやSNSで簡単に済ませるのではなく、電話をかけてお礼をするのがマナーです。
複数の方にお祝いをいただいた場合はリストを作成しよう

複数の方にお祝いをいただいた場合は、誰からいくらいただいたのか、何をいただいたのか、忘れないようにリストにまとめておくことをおすすめします。お祝いをいただいた際に、相手の住所が確認できた場合にはリストと一緒に書き留めておくとよいでしょう。
結婚内祝いを用意しましょう
スケジュールの確認

一般的に結婚祝いをいただいてから遅くても1ヵ月後には、結婚内祝いを贈ることができるように準備をしていきます。自分の仕事やプライベートのスケジュールと照らし合わせながら、いつ購入するのか決めておきましょう。
予算の確認

結婚内祝いの予算はいただいたお祝いの3分の1~半額程度といわれています。いただいた結婚祝いが食器や生活雑貨などの品物である場合でも予算は変わりません。複数の方からお祝いをいただいた方は、「誰におおよそいくらの結婚内祝いを用意するのか」予算を決めていきましょう。
おおよそのジャンルを決める

結婚内祝いを贈る相手に合わせて、おおよその贈り物のジャンルを決めていきます。食べ物(調味料やグルメ、スイーツのセット)にするのか、タオルにするのか、または内祝いで人気のカタログギフトにするのか、など贈る相手に合わせておおよそのジャンルの目星をつけておきましょう。
結婚内祝いを「手渡し」か「配送」か先に決めておく

実際に結婚内祝いを購入する前に、内祝いを直接手渡しするのか、配送するのかを決めます。配送する場合は、購入する際に相手の住所が必要になることが多くなります。相手が直接会える距離に住んでいる場合でも、1ヶ月前後で会うことができない場合は配送を検討してあらかじめ住所を聞いておきましょう。
ギフト包装ができるショップで商品を探し、注文する
予算やおおよその贈り物が決まったら、実際に商品を探し購入しましょう。この時にギフト専門店や百貨店などのギフト包装の対応ができるお店で購入するとよいでしょう。包装や熨斗、紙袋などがサービスになっている場合が多く、マナーやしきたりについても不安を感じることがなく購入できます。
マナーやしきたりのチェックリスト
予算が一般的な相場と大きく外れていないか

一般的な結婚内祝いの相場は、「いただいたお祝いの3分の1~半額程度」です。少なすぎると失礼に当たりますし、逆に多くても「お祝いがいらなかったのかな」と思われてしまうかもしれません。一般的な相場から大きく外れないようにしましょう。
商品券を結婚内祝いに選んでいないか

商品券は便利な贈り物と思われる方も多いですが、中には現金と同じように捉える方も少なくありません。内祝いの金額がはっきりとわかってしまいますし、お祝いに対してお釣りを返されたように感じるかたもいますので、商品券を贈ることは避けましょう。
熨斗の種類を間違えていないか

ギフト専門店や百貨店などで購入せず、自分で包装や熨斗の用意をする際は注意が必要です。熨斗紙の種類にはそれぞれ意味があるため、誤った種類を選ぶとマナー違反で失礼にあたることや恥ずかしい思いをすることになるでしょう。 結婚内祝いの場合は「10本結びきり」の水引を使用しましょう。
熨斗に相手の名前を書いていないか

熨斗に名前を書く際は、相手の名前ではなく自分の名前を入れるのがマナーです。熨斗をかけて贈り物をする機会はそう多くはないため、たまに相手の名前を書いてしまう方もいますが、こちらは誤りです。結婚内祝いでは新姓で自分たち夫婦の名前を記入することが一般的です。間違いやすいポイントなので注意しましょう。
配送する場合は相手にあらかじめ連絡をしたかどうか

配送で結婚内祝いを贈る場合にはあらかじめ相手に伝えておくようにしましょう。あらかじめ連絡をしておくことで相手も受け取る準備ができますし、相手が不在で受け取れなかったということを防ぐことができます。
最後に

入籍や結婚式後は新たな生活に向けた準備などで忙しいこともあるかもしれません。しかしながら、その中でもお祝いをいただいた方にはきちんと感謝の気持ちを伝えなくてはいけません。マナーやしきたりをチェックしてスムーズに結婚内祝いが用意できるようにしましょう。